VPNサービスの仕組みとメリット/デメリット
本記事では、個人向けでVPNサービスをこれから利用しようと検討や興味がある方向けに
VPNサービスの仕組みやメリット/&デメリットと日本国内のVPNサービスでオススメの
MillenVPN について紹介します。VPN(Virtual Private Network)接続とは、専用ネットワークのように物理的な回線を介したインターネット接続ではなく、インターネット上に専用回線を用意して独立した仮想の回線を介して行うのがVPN接続と言います。
VPN接続の仕組みとして、「トンネリング」「暗号化」「承認」を設定することで、セキュリティ上安全にデータのやり取りを行うことができます。
VPN接続を利用しての通信は、セキュリティ対策もされており安全に通信を行うことができます。
仕組み
VPN(Virtual Private Network)接続には、大きく分けて「インターネットVPN」、「エントリーVPN」、「IPーVPN」、「広域イーサネット」があり以下のような特徴があります。
主な種類
種類 | 特徴 |
インターネットVPN | インターネットを専用回線を介して行う。通信速度や通信品質は、利用しているインターネット環境に左右されます。 |
エントリーVPN | インターネットを利用せず、安価な光ブロードバンド回線と閉域網を使い、ネットワークを構築します。特定の人しか利用できないため、セキュリティを担保しつつ、低コストで導入することができます。 |
IPーVPN | 通信事業者と契約者のみが利用できる閉ざされたネットワークであるため、暗号化することなくセキュアな通信が可能になります。 |
広域イーサネット | ネットワーク構築における自由度が高いのが特長です。通信できる帯域の範囲が狭い・回線の選択肢が少ない・回線の費用が高い |
導入するメリット&デメリット
VPNサービスを利用する場合に、以下のようなメリットとデメリットがあり、ユーザーごとの使用目的にあった
VPNサービスの選択やプランなどを考慮して利用するVPNサービスを契約しましょう。
メリット
項目 | 主なメリット |
通信の暗号化 | 出張時やフリーwifiなどを利用する際に、
個人情報漏洩などのリスクを軽減することができます。 |
他国のWebサービスを利用 | 海外出張や旅行で他国からのアクセスを制限している
Webサービス(※1)を利用する場合 例:海外から日本のWebサービス(AmazonPrimeなど)を利用 |
携帯端末でも利用可能(※2) | 接続方式や専用アプリの有無によりますが
|
デメリット
項目 | 主なデメリット |
料金がかかる | 無料のサービスもあるが月額~年額などの契約が多く
料金も幅がある |
サーバーの設置国や数に左右される | 実際に利用する国とVPN接続をするサーバーの設置位置によっては
通信速度の低下やVPN接続への規制があります。 |
無料と有料VPNサービスの違い
VPNサービスには、無料と有料のサービスがあり以下のような違いがあり、無料のVPNサービスでは
セキュリティや通信履歴の削除など履歴の扱いや通信速度及び通信量に制限や広告表示などががあり
使い勝手はあまりよくはありません。
一方、有料のVPNサービスではセキュリティ面やノーログポリシー(※)を掲げおり通信速度や通信量などは無制限で利用可能な場合が多く安定して通信することができます。
項目 | 無料 | 有料 |
---|---|---|
サーバー
ロケーション |
少ない | 多い |
セキュリティ | 低い | 高い |
安全性 | 低い | 高い |
通信速度 | 不安定で遅い | 安定 |
通信量制限 | あり | なし |
同時接続台数 | 1~2など | 2~10など |
サポート | あり | あり |
アプリ | あり | あり |
広告 | あり | なし |
よくある疑問
接続方式とは
接続方式とは、VPN接続するに際に使用される暗号化の方式のことでその接続方式によって
通信速度及び安全性やVPN接続の規制などに違いがあります。
接続方式 | 特徴 |
---|---|
IKEv2 | インターネット鍵交換バージョン2のことです。このVPNプロトコルはIKEv2/Ipsecとも呼ばれますが、IKEv2はIPSec暗号化レイヤー無しでは一切実装されないので、一般的には短縮してIKEv2とされています。OpenVPNよりも軽量で安定性があり、同時に一部のカスタマイズの可能性も保持しています。ですが、一部のファイヤーウォールがブロックするUDPでしか利用できません。
IKEv2は最新プロトコルのひとつですばらしい強みがあり、特に速度に強みがあります。すべてのプラットフォームのモバイルデバイスに適しています。 |
OpenConnect | OpenVPNのよい所は、オープンソースであるということです。プライバシーツールとして「オープン」というのは安全ではないように聞こえてしまいますが、実際には非常に大きなメリットです。コードにセキュリティ上の欠陥があり、それが何か分からない場合、それらはオープンソースコミュニティによって迅速に特定されます。強力な暗号化アルゴリズムと組み合わせたOpenVPNは、利用可能なVPNプロトコルの中で最も安全なもののひとつです。 |
ノーログポリシーとは
ノーログポリシーとは、利用者の閲覧履歴やIPアドレスなどのログを「保存しない」、「第三者へ提供及び共有しない」という約束事で「ユーザーに関する情報を一切保存しない」ということではなくユーザーサポートに必要な情報(アカウント情報や利用アプリのバージョンなど)は使用されていて「ユーザーの行動追跡」や「接続元の秘匿」などに対してVPNサービスの信頼性を表す指標となります。
また、データ保持に関する法律などの影響は国ごとに異なりアメリカや欧州(EU)などは厳しめであったり、
海外では現地にあるVPNサーバーの強制接収などが発生することがあります。
専門的な知識やデバイスなどは必要か?
有料のVPNサービスでは、PCやモバイル端末などで利用可能な専用のアプリケーションが用意されていることが
多くありこれらを使用することで簡単な操作でサービスを利用することができます。
主なVPNサービスは?
大きく分けると日本国内と海外のVPNサービスがあり、海外では英語でライブチャットによるサポートが多いが
VPNサーバーの設置国数などが多く、日本国内のVPNサービスでは、サポートは日本語で対応しており
VPNサーバーの設置国数を多く確保しているVPNサービスは少な目な傾向があります。
MillenVPNがオススメな理由
日本国内VPNサービスで安心して利用できる
MillenVPN は、日本国内のVPNサービスで、ノーログポリシーを掲げておりサポートへの問い合わせを必要になった場合でも日本語で問い合わせることができます。VPNサーバー数と設置国が1300台以上と72か所あり
MillenVPN では、72ヶ所以上のロケーションに、1,300台以上のVPNサーバーを確保(※)しており日本、北米、欧米、東南アジアなど主要な地域に設置されており急な出張でも概ね対応可能です。
また、国際情勢などによりますが2022年11月時点では中国からのでVPN接続を利用することもできます。
※:国ごとの規制や国際情勢によって増減します。
お手頃な価格と最大10台まで同時利用可能
MillenVPN では、以下の料金プランにて提供されており、1ヶ月プランでは少し高めになりますが30日間返金保証の制度があり期間内であれば無料でVPN接続を試すことが出来ます。
また、1~2年の料金プランであればVPNサービスの中でもお手頃な値段でPCとモバイル端末の
複数デバイス利用も10台まで可能であり急な出張や海外旅行中などにオススメです。
料金 | その他 |
|
・30日間返金保証
・最大10台まで同時にデバイス利用可能 |
専用アプリでPCやモバイル端末でも簡単に利用できる
MillenVPN では、PC用(Windows、Mac)とモバイル端末(Android、iOS)で利用可能なアプリがありPC用は公式サイト、モバイル端末用は各ストアからインストールすることができます。
利用方法もアカウント情報の入力のみで誰でも簡単に利用可能です。
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