MillenVPNでVPN接続がうまく行かない場合のよくある対処方法
MillenVPN を初めて利用した or 普段と異なる環境にて使用した際に、VPN接続が正常に動作しないもしくはログインができないなど原因がわからず混乱するケースがあるかと思います。この記事では、MillenVPN にてよくある事象についての主な対処方法について紹介します。
MillenVPN専用アプリ
インストールができない
公式サイト及び各プラットフォーム(Android、iOS)からアプリのインストールが行い場合は以下の可能性があるので一度利用している端末の環境を確認しましょう。
症状 | 解決例など |
各プラットフォームのストアへアクセスできない。 | 中国などインターネット通信の規制が厳しい環境からでは、Storeへのアクセスができないので事前のインストールが必要です。 |
デバイスが対応していない | 公式サイトの動作環境内で非対応などの表示がある場合は、Storeのアプリのキャッシュクリア及びアカウントの再ログインなどによって改善する場合があります。
※:ログイン情報などは事前にメモなどに残しておくことをオススメします。 |
保留中から進まない | Wi-Fi回線時のみのインストールするの設定もしくは本体の空き容量が不足しているケースが多く、回線速度が不安定で遅い場合があります。
また、本体の再起動及びStoreのアプリのアップデートを行うことで改善するケースもあります。 |
セキュリティソフトによる制限 | 端末にインストールしているセキュリティソフトによって、アプリのダウンロード及びインストールへ制限をするケースがあり、セキュリティソフトの一時停止をお試しく下さい。 |
Millen VPN セットアップこのパッケージをインストールするときに予期しないエラーが検出されました。 このパッケージは問題がある可能性があります。エラーコードは2203です。」 | PCの環境変数の設定に問題がある可能性があり、【設定】→【詳細設定】→【システムの詳細設定】→「環境変数(N)…」無いのTEMPとTMPの値を確認し存在していないディレクトリ(ファイルの場所)を指定していないか確認を行う。
ユーザー環境変数(U) デフォルト設定 |
MillenVPNをインストールできません。
もう一度お試しください。それでも問題が解決しない場合は、問題を解決するために一般的な方法をご確認ください。 ※:GooglePlayStoreのみ |
◇主な対処方法 以下の操作を行う前にアカウント情報などを忘れないようにメモなどを取っておくことをオススメします。1.Googleアカウントが原因 複数の端末で利用している or パスワードの変更などをしている場合に再ログインを行うことで改善する場合があります。2.端末のデータストレージとキャッシュが原因 以下の操作前にアプリケーションを終了し、完了後に再起動する。 [本体設定]→[アプリ]→[すべてのアプリを表示]→[Google Playストア]→[ストレージとキャッシュ]→[キャッシュを削除]3.日付と時刻の設定が滞在国のタイムゾーンをズレていることが原因 以下の設定にて変化がない場合は、手動操作にて滞在国のタイムゾーンを選択してください。 [本体設定]→[システム]→[日付と時刻]→[日付と時刻を自動的に設定:ON]&[タイムゾーンを自動的に設定:ON]エラーコードが表示される場合はこちらをご確認ください。 |
アプリへのログインがうまく行かない
MillenVPN への登録を行った際に入力するパスワードは「マイページ」へログインするためのものなので、申込み後にメールに記載もしくはマイページ内にてMillenVPN アプリへのログイン情報を使用する必要があります。
VPN接続がうまくいかない
ご利用中の端末設定及び通信環境などのよって発生していることが多く、以下の内容にて解決しない場合はわかる範囲で現在の環境及び端末設定を問い合わせする際に添えて行うことで解決方法を得られる可能性が高くなります。
また、アプリの機能にエラーログを取得する機能があり問い合わせを行った際に、エラー表示などと合わせて送信を依頼されることがあります。
症状など | 解決例など |
エラーメッセージ:VPN Connection Failed Value cannot be null. Parameter name: device | ルータ設定やファイアウォールの設定による遮断やIKEv2接続が許可されていない場合など |
エラーメッセージ:VPN Connection Failed Unable to connect to the VPN server. | 中国など規制が強い国からの利用 |
接続開始後、すぐに切断される | セキュリティソフトもしくはWindowsの場合はWindows Defender ファイアウォールに弾かれている可能性があるので、制限機能の一時停止もしくは例外追加を行う。 |
エラーコード:720が表示 | TCP/IPプロトコルの設定に問題が発生している可能性があり、PC設定の確認もしくはデバイス異常が発生しているか確認しましょう。 |
エラーコード:633が表示 | 他のVPN接続などと競合している可能性があり使用している通信の見直しを行う。 |
エラーコード:809 or 87が表示 | ポートが制限されておりPC設定、セキュリティソフト、ルーター設定にてポート開放を行う。 |
アプリ起動中にインターネット通信が切断される | MillenVPNアプリが起動中かつVPN未接続時にキルスイッチ機能がONの場合に、セキュリティ対策として通信を切断するようになってのでVPN利用時以外はOFFもしくはアプリを終了しておく。 |
接続先が「空白」or「メーターアイコン」になっている。 | VPNサーバーに障害もしくはメンテナンス作業が発生しており一時的に利用不可となっている可能性があり、しばらく時間をおいてからアプリへ再ログインを行うことでサーバー一覧が更新されるので表示を確認するとよい。 |
MillenVPN Native
VPN接続がうまくいかない
ご利用中の端末設定及び通信環境などのよって発生していることが多く、以下の内容にて解決しない場合はわかる範囲で現在の環境及び端末設定を問い合わせする際に添えて行うことで解決方法を得られる可能性が高くなります。
症状など | 解決例など |
接続開始後、すぐに切断される | セキュリティソフトもしくはWindowsの場合はWindows Defender ファイアウォールに弾かれている可能性があるので、制限機能の一時停止もしくは例外追加を行う。 |
エラーコード:633が表示 | 他のVPN接続などと競合している可能性があり使用している通信の見直しを行う。 |
リモートアクセスサーバ ーの名前を解決できなかったため 、 リモート接続は行われませんでした 。 | 接続先のサーバーアドレス及び接続種類設定の誤入力が発生している可能性があり、一度MillenVPNマイページから確認を行うとよい。 |
○○○に接続できません | ログイン情報の誤入力もしくはご利用中の環境設定でVPNの利用が制限されている可能性があり、セキュリティソフトを含め確認をしましょう。 |
有効なサービスに「MillenVPN Native」がない | 2022年8月28日以前に契約されていた場合は、サポートへお問い合わせをしていただくことで追加料金不要で利用可能となります。 |
その他 | 中国など規制が強い国では利用できないことが多くその場合はOpenConnectの利用をお試しください。 |
MillenVPN Native OpenConnect
インストールができない
公式サイト及び各プラットフォーム(Android、iOS)からアプリのインストールが行い場合は以下の可能性があるので一度利用している端末の環境を確認しましょう。
症状 | 解決例など |
各プラットフォームのストアへアクセスできない。 | 中国などインターネット通信の規制が厳しい環境からでは、Storeへのアクセスができないので事前のインストールが必要です。
PC環境にてOpenConnect-GUIの利用を検討している場合も同様で、セキュリティソフトやブラウザのアドオンなどによりダウンロードが正常に終了しないケースもありますので.exeファイルの起動時にNSISエラーなど表示された場合は一時停止をお試し下さい。 |
デバイスが対応していない | 公式サイトの動作環境内で非対応などの表示がある場合は、Storeのアプリのキャッシュクリア及びアカウントの再ログインなどによって改善する場合があります。
※:ログイン情報などは事前にメモなどに残しておくことをオススメします。 |
保留中から進まない | Wi-Fi回線時のみのインストールするの設定もしくは本体の空き容量が不足しているケースが多く、回線速度が不安定で遅い場合があります。
また、本体の再起動及びStoreのアプリのアップデートを行うことで改善するケースもあります。 |
セキュリティソフトによる制限 | 端末にインストールしているセキュリティソフトによって、アプリのダウンロード及びインストールへ制限をするケースがあり、セキュリティソフトの一時停止をお試しく下さい。 |
VPN接続がうまくいかない
症状など | 解決例など |
接続開始後、すぐに切断される | セキュリティソフトもしくはWindowsの場合はWindows Defender ファイアウォールに弾かれている可能性があるので、制限機能の一時停止もしくは例外追加を行う。 |
「getaddrinfo failed for host~」のエラーログがある | サーバーアドレスの誤入力が原因なっているケースが多くサーバーアドレスの最後に「空白」が入っていたり前半部分がコピー&ペーストから漏れていないか確認しましょう。 |
キーチェーンアクセス
※MacOS、iOSのみ |
複数のMacOS、iOS端末での利用及び借用PCなどを使用している場合に、キーチェーンアクセスによって端末の管理者しか利用できないケースがあり管理者のAppleIDなどのログイン情報が必要になるケースがあります。
※:アップルサポート:https://support.apple.com/ja-jp/guide/keychain-access/kyca1083/mac |
Secure Clientエラー
※:Cisco Secure Clientのみ
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Wi-Fi回線利用時に発生するケースが多く、他の接続方式の利用もしくは接続する回線を変更することで改善する場合があります。
利用している回線の管理者によってポート利用の制限などが行われていることもあるので回線の管理者及びプロバイダーへの問い合わせをオススメします。 |
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