MillenVPN公式サイトに2024年11月より「インターネット回線スピードテスト」ページが新設されました。ここではVPN接続サービスの利用時に、回線の利用が快適にできるかどうかを判定することができます。ボタンを押すだけで、ご利用のインターネットの用途ごとに数秒で測定し判定可能です。本記事ではMillenVPN
を例にして、利用方法を解説しています。

測定と診断ができるMillenVPN「インターネット回線スピードテスト」とは


目的とメリット
VPN接続サービスの利用時など、大容量で高負荷な各種のインターネットのサービスを円滑に使えているかすぐに知ることができます。この測定結果から、より適したVPN接続サービスやインターネット回線を選ぶ際の判断基準になります。
利用方法
他のスピードテスト専用サイトと同様に、ページにアクセスしてスタートボタンを押すだけです。アプリをインストールしなくても、パソコンからでもスマートフォンからでも利用できます。必要なときにだけ計測するのでも十分です。ただ重要な用途の場合には、定期的に計測することで数値の変動が把握できるため、設定などの見直し時におすすめです。
注意点
数値はあくまで参考値であり、おおよその目安として判断すべきです。アクセスする時間や回線の混雑度などで、測定結果が大きく変動する場合があるからです。計測を1回限りでなく複数回実施することで、精度は向上すると考えます。
MillenVPN「インターネット回線スピードテスト」の使い方
それでは、VPN接続サービスMillenVPNで実際に測定し診断してみましょう。
回線速度測定編
VPN接続サービスの代表的なプロトコルで、最近比較的多く使われている「IKEv2」「OpenConnect」「WireGuard」の3つで計測した結果は以下の通りです。いずれも計測日時は2025年1月2日午前中、接続先は東京です。
IKEv2プロトコルの場合
安定性があり、WindowsやMacだけでなく、iOSやAndroidなどの基本設定で動作します。今回はMillenVPN
で提供されている「MillenVPN Native」にて、アプリ無しで使用しています。「MillenVPN Native」の設定方法は以下をご覧ください。
MillenVPNの管理画面では、MillenVPN Nativeの「混雑状況」を公開しています。ご利用のインターネットのサービスによって、接続先を切り替えて賢く活用しましょう。
OpenConnectプロトコルの場合
通信規制が厳しい国や環境でも、比較的安定して利用可能です。暗号化により高度なセキュリティを維持することができます。MillenVPN
での設定方法は以下をご参照ください。
WireGuardプロトコルの場合
比較的新しく、他のプロトコルに比べて高速です。MillenVPN
での設定方法は、以下ページの項目名「接続設定」にある「VPNプロトコル」でWireGuardを選択してください。
本サイトではWireGuardについて以下のページで詳しく解説しています。
回線速度の診断編
MillenVPN
4つの用途で快適性を示す判定基準は、以下の数値で算出しています。
(注)使用するアプリや環境によって快適性は変動する場合があります。
本サイトでは、MillenVPN
を含め主要なVPN接続サービスの回線速度を計測し比較しています。VPN接続サービスの比較の際にご検討ください。

まとめ
回線や接続方法の切り替えを検討する際に、参考情報としてMillenVPN「インターネット回線スピードテスト」ページを活用してみてはいかがでしょうか。

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