MillenVPNのスプリット・トンネリングの利用方法とは?設定手順や賢い活用例を解説

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MillenVPNでスプリット・トンネリング機能の使い方を解説。設定箇所、アプリやドメインの除外方法、活用例をわかりやすく紹介しています。

スプリット・トンネリングとは?

VPNをある程度利用していると、以下のように感じることはありませんか。

  • VPNは接続するかしないかどちらかしかできないのか
  • VPN接続中のサイトやアプリを全て同時に、オンとオフの切り替えするのは面倒だ
  • VPN経由ではアクセスできないサイトにつなぎたいとき、VPN接続をいったん停止し、セキュリティよりも利便性を優先するのは怖い
  • 接続スピードが落ちるのでVPN接続はあまり使いたくない

このような不安や不満を解消するのが「スプリット・トンネリング」という技術です。聞き慣れない専門用語ですが、仕組み自体は明快です。英語表記は「VPN Split Tunneling」で、「Split」とは「分割する」や「裂く」、「Tunneling」は第三者からは見えないトンネルの意味があります。スプリット・トンネリング技術により、インターネット接続時に状況に応じて、個別のサイトやアプリ毎にVPNを使うか使わないかを設定可能になりました。

本記事では使い方やおすすめの活用例を、MillenVPN を使って解説しています。

MillenVPNでスプリット・トンネリングを設定する方法

公式サイトの設定手順にそって進めます。以下のページ最後の見出し「スプリット・トンネリング」に記載があります。数か所の設定のみの指定です。スプリット・トンネリングの設定後に、接続したいVPNサーバーの国と都市名を選択します。

参考情報(公式サイト)

MillenVPNアプリを開きスプリット・トンネリングを有効化する

(1)「スプリット・トンネリング」タブを選択
(2)「スプリット・トンネリングを有効にする」を「オン」

アプリケーションを指定する (例:Microsoft Edgeを指定する場合)

(1)「アプリケーション」タブを選択
(2)「手動選択」ボタンを選択し開いた画面でアプリケーションを選択

ドメインを指定する (例: https://millenvpn.jp/を指定する場合)

(1)「ドメイン」タブを選択
(2)URLを入力して「追加」ボタンをクリック

ローカルネットワークのインターフェイスを許可する

(1)「接続」タプを選択
(2)「ローカルネットワークのインターフェイスを許可する」項目で「On」を選択

スプリット・トンネリングの設定が終わったら、ふだんVPNを利用する場合と同様に、接続したいVPNサーバーの国と都市名を選択します。

スプリット・トンネリング利用のメリット

VPN接続でスプリット・トンネリングの機能を利用しないと、同時に複数のアプリケーションやWebサービスの利用する場合は、高速で安定したインターネット接続をあきらめなければならないこともあります。

●VPN接続する ×VPNは断念する

スプリット・トンネリングの利用 VPN接続で重視する点
安全性 複数のアプリやサービスの同時利用 回線速度
しない ×
する

(ご参考)回線速度の比較について、以下で詳細に調査しています。比較データなどご確認ください。

スプリット・トンネリング利用時の注意点

【MillenVPN】 アプリケーションやドメインの指定した情報について

仕様で設定情報は保存されません。利用開始時に都度設定が必要です。繰り返し設定する情報は別途控えておくことをおすすめします。

※現在の仕様上、アプリを終了すると「スプリット・トンネリング」の設定は保存されないため、都度ご設定いただく必要がございますこと、ご了承ください。---- スプリット・トンネリング(Windowsアプリの使い方)

【MillenVPN】 同一LAN内の他のデバイスと通信できない場合の対処法

本記事の別の章「MillenVPN でスプリット・トンネリングを設定する方法」を参考に、「『ローカルネットワークのインターフェイスを許可する』項目で『On』を選択」しましょう。

【VPN接続サービス全般】 スプリット・トンネリングでVPN接続にしないアプリケーションやドメインのセキュリティについて

暗号化の保護対象外になりセキュリティのリスクが高まります。パスワードなどの重要な情報のやりとりは極力避けるのが無難です。

【VPN接続サービス全般】 スプリット・トンネリングで切り替え直後に接続が安定しない場合の対処法

VPN接続状態が不安定になった場合は、いったんスプリット・トンネリングの設定を解除してから、再度設定しなおす安定する場合があります。

MillenVPNでスプリット・トンネリングの活用例

VPN接続にすると、同時にアクセスしているアプリケーションやWebサービスのうち、一部が利用できなくなったり、スムーズに動作しなくなることがあります。接続元のIPアドレスによりVPNサーバー経由での接続と判定され、アクセス制限されることが原因の一つです。このようなアプリケーションやWebサービスは、VPN接続をあえてしないことが選択肢の一つと考えます。

活用例(1)動画配信サイトの視聴改善

YouTubeやNetflix、DAZNなどの視聴は通常の回線にすることで、以下の利点があります。
・アクセス不可を回避できる
・VPNサーバーを経由せずに通信経路をより短くすることで、4K動画がストレスなく視聴できる(特に夜間の時間帯や週末の混雑時)
・遠方からではなく、最寄りのCDN(キャッシュサーバー)からの配信のため画質の低下を防ぐことができる(VPN接続で使われるIPアドレスでは配信の制限を受ける可能性あり)

活用例(2)オンライン会議や授業での通信の安定化

在宅で利用するZoomやTeamsなどのアプリケーションだけを通常の回線にすれば、相手が海外にいる場合には効果が上がります。
・音声の遅延や途切れを減らすことができる(会話がかぶらない)
・映像が滑らかになり動きが自然になる
・重いアプリケーションを画面共有する場合に、動きを円滑に表現できる(PowerPoint、Figma、Photoshopなど)
・ノートPC利用時にCPU負荷やバッテリーの消費を抑えることができる

活用例(3)銀行や証券会社サイトへの確実にアクセスする

インターネットバンキングやオンライン証券のサイトでは以下の利点があります。
・安定した認証が可能(ブロックされないなど)
・不審アクセス対策用のCAPTCHA認証マークが頻繁に表示されることを防ぐ

活用例(4)AIサービスを快適に利用する

ChatGPTやGeminiなどをVPN接続で利用する場合に、接続元のIPアドレスがVPN接続サービス共用と判定されると、不正利用の対策として不安定になることがあります。特に利用開始時に効果があります。
・ログインは安定し、セッションが突然切れることが減少する
・CAPTCHA認証マークが頻繁に表示されることを防ぐ

活用例(5)オンラインゲームのリアルタイム性をあげる

例えばSteamを始めるときには通信速度よりもPing値(応答速度)が重要です。VPN接続を解除すれば以下が期待できます。
・Ping値が低下し入力の遅延を抑え、通信の同期が保たれる
・通信が安定する(接続元のIPアドレスがVPN接続サービス共用ではないと判定されるため)

まとめ

スプリット・トンネリングとは、VPN接続を一部で使い分けする機能とも言えます。MillenVPN でスプリット・トンネリングを設定し、用途に合わせてご活用ください。

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