VPN接続が遅く感じた場合の対処方法
VPNサービスと契約してVPN接続を利用中もしくはこれから利用しようと考えてる方にとって気になる点の1つにインターネット接続が不安定であったり転送速度が遅い場合、動画視聴などでVODサービスやWebサービスを快適に利用できないと不満や不都合に感じる。
VPN接続中に遅く感じる主な原因
VPN接続サービスの利用中に、Webサイトの表示が遅く感じたりVODサービスにて作品の視聴がカクツキなどが
気になる場合、以下が原因の可能性がありこれらについて紹介します。
- ①現在地と接続先のVPNサーバーとの距離が遠い
- ②接続しているVPNサーバー負荷が高い
- ③MTUの不整合によるVPN速度低下
- ④セキュリティソフトによる監視やフィルタリングの対象となっている
- ⑤Webサイトのコンテンツが重く表示が遅延している
- ⑥ISPの速度制限
①現在地と接続先のVPNサーバーとの距離が遠い
VPN接続時に利用者がいる地域とVPNサーバーが設置されている物理的な距離が遠い場合、
通信の送受信にかかる時間が延び通信速度が遅く感じることがあります。
対処方法例
利用者の実際にいる現在地から実距離で近い地域のVPNサーバーを選択することで、VPN接続の遅延と不安定さが解消する場合があります。
②接続しているVPNサーバー負荷が高い
通常のサーバーのようにVPNサーバーも利用者が多い場合、通信速度が遅くなったり通信が不安定になったりする場合があります。
対処方法例
現在接続中のVPN接続と異なる都市と接続を行うか、他の最寄りの国を選択することで改善する場合があります。
※:「MillenVPN Native」の固定IPは時間帯によっては利用者が増えやすいのでその場合は、他のVPNサーバーを選択するか「MillenVPN
専用アプリ」or 「MillenVPN Native OpenConnect」の利用をご検討をお願いします。
③MTUの不整合によるVPN速度低下
PCからの利用でVPN接続が不安定もしくは転送速度が遅い場合、VPN接続のMTU値を調節することで改善する場合があります。
対処方法例
利用する端末によって確認方法異なり、ここではWindows10とMacOSVenturaでの確認方法を例として紹介します。
利用している回線よりVPN接続のMTU値が高い場合は、MTU値を下げることで通信の無駄が減少し遅延が改善する場合があります。
Windows10
コマンドプロンプトもしくはPowerShellを起動し、下記のコマンドを入力することでMTU値の確認と変更を行うことができます。
※:MTU値をコマンドで変更した場合は、シャットダウンでもリセットされず変更する値によっては、通信速度が遅くなることがあります。
| コマンド例 | 内容 |
| netsh interface ipv4 show interface | 接続中及び接続設定のMTUの一覧を表示 |
| netsh interface ipv4 set interface 71 mtu=1300 | 指定したIdxのMTU値を変更する。
(例:Idx 71 のMTU値を1300に変更) |
MacOSVentura
MacOSでは、コマンドを利用せずともMTU値の確認と変更が行え、【システム設定】→【ネットワーク】→【詳細】→【ハードウェア】タブを開き設定を「手動」にすることでMTU値を変更することができます。

MTU参考値
インターネットの接続業者(ISP、プロバイダーなど)ごとのMTU値(参考値は下記参照)になっており、
回線ごとの最適なMTU値をPingコマンドなどを活用して計算することもできますが、
以下のリンク先「speedguide.net」にて参考値として確認することも可能です。
speedguide.netへはこちらリンク先は別タブで開きます。
| プロバイダー | MTU値【byte】 |
| フレッツ光ネクスト | 1,454 |
| フレッツ光ネクスト(IPv6) | 1,500 |
| NURO光 | 1,500 |
| auひかり | 1,492 |

④セキュリティソフトによる監視やフィルタリングの対象となっている
セキュリティソフトソフトがVPN通信を行う際にパケットの監視とフィルタリングを行う設定などがあり、
VPN接続が遅くなっていることがあります。
対処方法例
まずはセキュリティソフトのフィルタリング機能やインターネット接続の監視機能の停止や制限段階を緩和し、
通信の遅延が改善するか確認しましょう。
また、設定の緩和を行っても改善されない場合はセキュリティソフトの停止や監視機能の停止をご検討ください
⑤Webサイトのコンテンツが重く表示が遅延している
閲覧をしようとしているWebサイト内に重たいコンテンツ(画像や動画など)が複数ある場合にページ表示されまで遅延を感じることがあります。
対処方法例
表示しようとしているWebサイト内のコンテンツやデータベースなどによる原因で遅延が生じている可能性あり、他のWebサイトで問題がなければそのWebサイト⇔ユーザー間の通信による場合があります。
⑥インターネットの接続業者(ISP、プロバイダーなど)の速度制限
VPN接続中に通信速度が遅く感じる場合に、インターネットの接続業者(ISP、プロバイダーなど)側が原因となって通信に速度制限かかっていたり基地局のメンテナンス機器等で不安定になることがあります。
対処方法例
契約しているインターネットの接続業者(ISP、プロバイダーなど)によっては、転送量規制などが行われている場合があり、サービスの公平性を保つためにユーザーのアップロード量や時間帯などで速度制限が行われます。
これらに該当する場合は、日や時間を改めるもしくは、インターネットの接続業者へ問い合わせを行い確認をすることオススメします。




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